2012年08月05日

モタさんの言葉



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 ロンドン・オリンピックもいよいよ佳境。
日本は、サッカーも水泳も、快進撃ですねえ。
昨晩見た(途中で眠ってしまったけど)卓球の団体戦もいいなあ。

 とはいいつつ、どこを回してもオリンピック一色なのにやや食傷気味になっていた今朝、たまたまNHKで出くわしたのが、「モタさんの言葉」という番組です。

モタさんとは、斎藤茂吉を父に、かのドクトルまんぼうこと、北杜夫を弟にもつ精神科医でありながら随筆家という異色の人で、名前は斎藤茂太(さいとうしげた)と読みます。


今日のは、第6話で、「笑顔はすべてが黄金だ」という言葉でした。
可笑しいから笑うのは当たり前のことで、可笑しくなくても笑ってれば、自然と愉しくなってくるというハナシです。
ボクは常々、「苦しいときこそ笑い飛ばせる人間になりたい」と思ってきました。

そういう人間に対して、
「それでなんかええことあったで?」
なんて嫌みを言う人になってはいけません。

周りの人までなんだか愉快になるような人間に成りたいものです。



 この番組のもう一つの魅力は、全編を通して土台となる、そのイラストです。
とても雰囲気があるし、色や線が優しいのです。

調べてみました。
その作家は、松本春野さんという人で、祖母がかの、「いわさきちひろ」さんということです。
納得です。

その松本春野さんのブログで見つけたのが、NHKのどーがステーションでした。
現在、予定される全20話中、半分の10話がアップされています。


 ボクはここをブックマークしておいて、心がすさんだ時には、時々眺めてみようかと思っています。
貴方も興味があれば覗いてみてください。



今日は、酒にはな〜んも関係の無いおハナシでした。
どうなんでしょうね、こういうの。

酒の情報だけに特化すべきなのか、こういうのもアリなのか?
まだ迷ってはおります(笑)・・・





posted by チュー at 11:09| 愛媛 ☁| Comment(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月15日

つぶれかけです!

 こんなキャッチコピーで次の水曜日に新聞折込を入れます。
以下はそのままコピーしたものです。

ついでに、大事な営業時間変更の告知も一緒にどうぞ!


 地域のみなさん、お久しぶりです。ボクは、「酒の宝島」店主で河端泰男と申します。
新聞折込を入れなくなって早何年?それすら忘れるほどですが、兎に角、ただひたすら経費削減に努めておりました。
しかし、そのせいで、どんどん店に活気が無くなってきたように思います。
いや、カッコつけても仕方ない、正直にいいませう、今や、「酒の宝島」は、つぶれかけ寸前なんです。
いい加減煮詰まってきました。

 すると、「おまえ、はがいのぉ、このまま何もようせんと退場するんか!?」と、ボクの中にある生来のきかん坊がようやく性根を顕し始めたんです。        

 そこで、こう決めました。

  「よし、とことん暴れたる! ぶっ倒れるか、突き抜けるかのどっちかや!」
いやいや、小説やドラマやないんですから、ぶっ倒れる訳には参りません。そういう覚悟やということです。

 まず、この折込を毎月入れます。そして、特売セールをかけます。
同時に、ブログ機能を利用したネットチラシとして「酒の宝島」サイトを立ち上げます。
(この折込を見落としたときも、セール期間外でも、そこを覗けば値段が判るようにします)

また、facebookでも「酒の宝島」ページを作ります(個人サイトは、河端泰男で検索してみてください)。
そして、それらの更新案内はtwitterで発信しますので、是非フォローしてください(@kawabataya)。

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 さて、久しぶりにチラシの原稿をいじってみて、便利になったことを一つオハナシしませう。
それは、この顔写真。
ちょっとスケッチ風でしょ!?
 
 実はこれ、iphoneアプリで加工したものなんです。
輪転機で印刷するものですから、ベタな写真は見栄えが悪いので、このくらい粗めな画像の方が、逆にいい雰囲気になるように思います。

  ですから、多分暫くは、商品写真もこういう感じにするんじゃないかな。




 おっと、大事なことを言い忘れるとこでした。実は、営業時間を大きく変えることとしました。

営業時間 昼2時〜夜7時 

こんな感じになります。

 極端な変更で恐縮ですが、それは、「酒の宝島」の強みを活かすことを突き詰めた結果なのです。
では、その強み、というか、当店が貴方にアピールできることは何なのか?それをちょっと聞いて下さい。

* 近い(半径1km未満のエリアのみなさんにお伝えしてます)
* 便利(待たなくていい、車から数歩で売り場、お買い上げ商品は店主が運ぶので楽)
* 安心(利き酒師であり、バーテンダーでもある店主がお客様の要望に添う努力をします)

 地域一番価格の追求のため、究極の人件費圧縮の上、他の計画も実行に移そうとすると、こういう
結論に至りました。

 逆に言えば、アリのような当店が象やライオンに一矢報いるには、こうした極端な変革を実現しない
限り、絶滅してしまうという、背水の陣の覚悟です。

 ボクの唯一の長所は、楽天的なところです。
そして短所は、暢気なことです。
でも、そうも言ってられなくなりましたので、徹底したアリの生き方で頑張ります!
どうか、ご理解をいただいて、気軽に便利に近くの「酒の宝島」をご利用ください。待ってます!!




 これからはどんどん言いますよ。

「もうあきません」
「つぶれます」
「崖っぷちです」


あ、そうそう、これからはこの折込を「崖っぷち通信」と命名することにしました。

ハイ、これ、「崖っぷち通信 第1号」のお手紙なんです(笑)・・・




posted by チュー at 12:22| 愛媛 ☁| Comment(2) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月12日

崖っぷちで開き直りました!

 拝啓
ボクは、「酒の宝島」店主、河端泰男と申します。
一方、「WoodyBarチュー太郎」店主でもありますので、親しい間柄のバヤイ、「チューちゃん」とか、「チューさん」で通っております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

 さて、僕がこの家業を継いで32年が経ちました。
(24歳で帰ってきて、現在56歳です)
最初の10年ほどは、酒屋は配達して当たり前の時代でした。
やがて、大型ディスカウンターの台頭で、「買いに出向けば安い」ということになり、既存の酒屋からの客離れが進行し始めます。
次は免許制度の撤廃によって、酒売り場が乱立し、今度は、下手に大きなところは首が回らなくなり、次々とつぶれていきました。
その間、何もしなかった酒屋は存在価値を失い、経営者の高齢化等によって、次世代が育つこともなく次々と廃業してゆき、今や絶滅種と成りつつあります。

 実は、当店もご多分に漏れずのクチです。
ただ、ボクはこのままで退場する気にはなれません。
前線で頑張れるのはせいぜいあと10年余りでしょう。
しかし、どうせ散るなら一花咲かせたいと思っています。

そして、その一花によって、もしも次の誰かにバトンタッチ出来るなら、この世に存在した価値もあろうかというもの。

そうです、全然諦めてなんかいません。
バ〜ンと花火を打ち上げる覚悟が出来ました。

ここでは、お得で楽しい情報を逐次アップしてゆきます。
なので、時々覗いてみてくださいね。

なんなら、twitterでフォローしてもらえれば、適時、案内が届きます。
ボクのアカウントは、@kawabatayaです。
敢えて言いますが、ミヤネ屋の真似ではありません。
kawabataでは先客がいたので、カワバタヤスオのkawabatayaです。
(そんなん、どっちゃでもいいか)

尚、facebookは河端泰男で登録してありますし、2005年から続けているブログのタイトルは
宝島のチュー太郎といいます。
興味があれば覗いてみてください。

さて、それでは、これからどうぞヨロシクおつきあいくださいネ。   

                                        敬具



   


posted by チュー at 20:45| Comment(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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 現在、市中に出回っている日本酒の大半は、速醸酛です。
それに対して、山廃酛とは、山卸廃止酛の略語で、文字通り山卸を廃止した酛ということです。
山卸(やまおろし)とは、蒸した米、麹、水を混ぜ粥状になるまですりつぶす工程のことです。
そして、その山卸から丁寧に醸す、昔本来の造り方を生酛造りといいます。
 こうすることで、柔らかな酸と旨味が溶け合い、滋味深く、燗上がりのするお酒が出来上がります。
 「酒の宝島」は、こんないきさつから、生酛造り以外には手を出さないという大七さんの酒造りの姿勢に惚れて、特約店とさせていただいております。
純米生酛、からくち生酛、本醸造生酛を定番商品として常時販売しておりますので、お近くの方は送料の掛からない「ご来店」でお買い求めください!
地図(真ん中が当店です)

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