2017年09月16日

入荷しました!蔵元の隠し焼酎

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(有)渡辺酒造店の蔵の片隅で30年前製造された酒粕焼酎が発見されました。
この焼酎の名前は「飛騨 太郎」たった1ヶ月で7,000本を完売した飛騨を代表する伝説の酒粕焼酎です。
この焼酎は現在では販売しておらずプレミアが付くほど希少です。

この焼酎を密かに手に入れていたVIPのお客様から「飛騨 太郎」の復刻を望むお声をいただきました。
お客様の熱い要望に応えようと(有)渡辺酒造店が動きました。
720mlのこの1本に吟醸酒から取れる極上酒粕1sをたっぷりと使いゆっくりゆっくり二次発酵させ「減圧焼酎」43度という低い温度で蒸留させました。


そのため開栓すると同時に甘くソフトな香りが漂います。
香気成分のカプロン酸エチル(リンゴや洋なしの香り)は、「品評会出品酒 大吟醸」の10倍以上もあり、優雅な香りが特長的です。まろやかな口当たり、スッキリした後味、爽やかな余韻は、日本酒らしさを思わせる焼酎に仕上がっています。

しかも蒸留酒なので糖分ゼロ!美味しくヘルシーに召し上がっていただけます。
是非、魚介類にも合わせたい焼酎。
鮨には日本酒と思っていましたが。これならOKです。
飲み方は、ストレート・オンザロック・水割り・お湯割り・お好みによりレモン又は果実汁を入れて頂くと美味です。

原材料名:吟醸酒粕
種別:単式蒸留焼酎・本格焼酎
アルコール度:25度
容量:720ml
価格:税別 1556円


ご近所さんは、送料の掛からないご来店で。
ご遠方さんは、ネットストア・トレジャーアイランドをご利用ください。  



店主の感想です

 まず、香りが独特です。
一言で言えば、ペルノーのそれの様です。
店主はバーテンダーでもありますので、リキュールで例えるのが楽なんです。
ピンとこない方の為に別の例をあげると・・・
グラッパ(イタリアの粕取りブランデー)に洋梨の香りをプラスして、その奥にミルキーな香りが隠れているといった感じですか。
 飲み口は滑らかな上に凝縮感があります。
そして、余韻は爽やかです。
 もし、この個性的な香りが苦手な方は、オンザロックにしてみるといいでしょう。
氷が溶けるにしたがって、香りは柔らかくなり、飲み口も軽くなります。
 恐ろしくキレのいい純米吟醸酒、そんな感じになります。
そういう意味でも興味深い「吟醸粕焼酎」です。








posted by チュー at 17:32| 愛媛 ☔| Comment(0) | 日本酒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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 現在、市中に出回っている日本酒の大半は、速醸酛です。
それに対して、山廃酛とは、山卸廃止酛の略語で、文字通り山卸を廃止した酛ということです。
山卸(やまおろし)とは、蒸した米、麹、水を混ぜ粥状になるまですりつぶす工程のことです。
そして、その山卸から丁寧に醸す、昔本来の造り方を生酛造りといいます。
 こうすることで、柔らかな酸と旨味が溶け合い、滋味深く、燗上がりのするお酒が出来上がります。
 「酒の宝島」は、こんないきさつから、生酛造り以外には手を出さないという大七さんの酒造りの姿勢に惚れて、特約店とさせていただいております。
純米生酛、からくち生酛、本醸造生酛を定番商品として常時販売しておりますので、お近くの方は送料の掛からない「ご来店」でお買い求めください!
地図(真ん中が当店です)

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