2016年06月17日

大七 皆伝(純米吟醸酒)

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 "生酛造りの純米吟醸酒。
伽羅の香りをともなった奥ゆかしい芳香に、刺激を一切感じさせない、丸く艶のある極めて完成度の高い味わい。
森林の中に入り込んだかの様な落ち着きのある名品です。

 『まだ若々しいこともあり、白い花やリンゴ、バナナなどの華やかな香りが強く、その中に新緑の葉の香りや、ほのかに白いスパイスの香りなどが清涼感を与えている。味わいは丸みのある印象に対し、酸味がフレッシュ感を感じさせる。』
(田崎真也氏・dancyu2001年3月号より) "

大七 皆伝は、生もと造りの純米吟醸。
甘い果物のような香りで舌にやさしく馴染む丸い口当たり。
すっきりとした酸味がさわやかに旨味をまとめ、清涼感のある後味。

冷酒でも十分に堪能できますが、ぬる燗くらいにつけると、抜群に燗上がりします。
冷酒では感じることが出来なかった香りや味わいがじんわりと広がり、滋味深い後味と余韻がつづく。

「淡麗辛口だから料理の邪魔をしない」というような酒ではなく、しっかりとした旨味が料理の旨味と調和して、お互いが引き立てあうというタイプです。

合わせる料理に応じて飲む温度帯を変えられるので、合わせる料理も選びません。
あらゆるシチュエーションで楽しめる奥の深い酒です。

★★2012年 地酒大SHOW『ハードタイプチーズと合う』ゴールド賞
★★2013年 地酒大SHOW『中国料理と楽しみたい』ゴールド賞
★★2014年 地酒大SHOW『イタリア料理と楽しみたい』プラチナ賞
☆☆「一個人」2015年3月号『燗に合う吟醸造り』第一位

特定名称 純米吟醸
酒造 大七酒造
生産地 福島県
原材米 富山県/福島県 五百万石 (麹米) 富山県/福島県 五百万石 (掛米)
精米歩合 58%
日本酒度 2.0
酸度 1.3
アミノ酸度 1.2
アルコール分 15%
容量 1800ml
価格 税別5000円



田崎さんの先輩、やはり国際的なソムリエである木村克己さんはこう表現されてます。

乳酸発酵によるクリーミーな風味は、同じ発酵食品であるチーズと好相性。
また、キレの良い酸味がオリーブオイルの後味を爽やかにしてくれるところから、イタリア料理とマッチする日本酒といえる。
豊かなコクを引き出す12〜15℃の微冷温で楽しみたい。
選者のコメント
「華やかさとふくよかさを合わせ持ちます。上品で密度の高い味わいです。」(木村克己さん)



お蔵元はこう説明されています。
〜無人島への1本〜
 生もと純米吟醸酒「大七皆伝」が商品として誕生したのは平成2年、弊社の最高峰だった極上生一本(現・宝暦大七)を初めて世に送った翌年のことです。
まず少量で最高の純米大吟醸仕込みを極めた上で、ようやく量的に拡大できる純米吟醸酒に踏み切ったのです。
 大七が「吟醸」を名乗る以上は、明白な高級酒の刻印が刻まれているのでなければならない、血統の違いを感じさせるものでなければならない、と弊社は考えました。
だからこそ、量販酒の精白度合いを高めて“中吟”をつくり出すというボトムアップの商品開発ではなく、まず最高を極めた上で、その手法や美点を市販吟醸規格に落とし込むというトップダウンの手法が不可欠だったのです。
もちろんその過程で「皆伝」独自の個性をも盛り込みつつ、慎重に大七流の純米吟醸酒仕込みを練り上げ、完成度を高めていきました。
 そんな誕生の経緯が、「大七皆伝」の品格に現れています。
軸足はあくまでも“吟醸酒”に置きながら、“生もと純米酒”らしい豊饒感、熟成感もあって、冷酒とお燗と、飲み方の許容度も幅広く持っています。
料理との相性も、繊細な前菜からヘビーなメイン・ディッシュまで、1本でまかなえるようなオールマイティーさがあります。
おそらく発売以来、もっとも多くの方々から、もっとも多くの場面で称讃を博してきた商品でしょう。
 「もしも無人島に1本だけ日本酒を持っていくことが許されるとしたら?」−「皆伝」は有力な候補である、と弊社は考えます。


大七酒造とは・・・

生もと一筋250年!名実ともに生もと造りの第一人者。
創業は、宝暦2年(1752)、生もと造りひと筋に歩んできた。
生もとの仕込みは、自然の乳酸菌をゆっくり成長させて醸す手間のかかる醸造法で、一般的な速醸造に比べて数倍の手間がかかるため、今では多くの蔵から姿を消した伝統技法。
生もと造りの一番の特徴は、味の成分が豊富で、複雑にからみあい、しかもまとまりがある。

生もと造りの随一の担い手が、世界基準の日本酒を目指す。
「生もと造り」を追求、洗練し、「超扁平精米」という蔵独自の精米法まで開発し、更なる高みへと向かう。
日本国内での鑑評会などでの受賞歴もさることながら、欧米などでの評価が高く、三ツ星のレストラン・シェフ、有識者などから絶賛される造り手。
日本酒の食中酒としての在り方や、熟成による楽しみ方など、日本酒の価値を何段階も高めてくれそうな蔵元です。


〜大七酒造より〜
 私達は、日本酒に何よりもまず、味わいの深さを求めます。
より力強く、より洗練されたお酒。
単純な綺麗さではなく、複雑なものの調和として到達した奥深い味わいを大切にしています。
 私達は熟成の為に、より時間を掛けて完成に至るお酒を重視しています。
新酒を搾った春にピークに達するのではなく、ひと夏を経て冬にかけてじっくり時間と共に成長を続け、日本酒としての美質を大きく開花させる酒こそ大七の求めるものです。
 最後に私たちは、自然に依拠した手造りであることを守りたいと思います。
人間の叡智と熟練を結集した酒であるということ。
それは醸造酒としての普遍的な価値でもあります。

お近くの方は送料の掛からないご来店で。
遠方の方は酒の宝島ヤフーストアをご利用ください。









posted by チュー at 14:45| 愛媛 ☁| 日本酒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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 現在、市中に出回っている日本酒の大半は、速醸酛です。
それに対して、山廃酛とは、山卸廃止酛の略語で、文字通り山卸を廃止した酛ということです。
山卸(やまおろし)とは、蒸した米、麹、水を混ぜ粥状になるまですりつぶす工程のことです。
そして、その山卸から丁寧に醸す、昔本来の造り方を生酛造りといいます。
 こうすることで、柔らかな酸と旨味が溶け合い、滋味深く、燗上がりのするお酒が出来上がります。
 「酒の宝島」は、こんないきさつから、生酛造り以外には手を出さないという大七さんの酒造りの姿勢に惚れて、特約店とさせていただいております。
純米生酛、からくち生酛、本醸造生酛を定番商品として常時販売しておりますので、お近くの方は送料の掛からない「ご来店」でお買い求めください!
地図(真ん中が当店です)

「地酒大show 2011」、何と三年連続・三冠独占!で【殿堂入り】
【大七酒造】純米生もと 1800ml