2016年10月24日

大七純米生酛熟成生原酒




「酒の宝島」イチオシの日本酒、「大七」の季節限定酒が入荷しました。



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 元来、生原酒はウェットで甘く感じる上にアルコール度数が高いので、口に含んだ瞬間のインパクトは強烈ですが、その分、飲み飽きも早く、ボク個人はあまり認めてないタイプの酒です。

正直過ぎますか?

いえいえ、正直さくらい誇示しなければ、他にあまり取り柄がないものですから、歯に衣着せずにいきます。


 とはいえ、それはボクの勝手な思い込みですから、万人にあてはまるものではありません。
それと、飲み方や個人的嗜好、そして酒とのつきあいの歴史などによっても「旨い酒」の好みは分かれて当然なのです。

ならば、オヤジのしたり顔的決めつけは無用です。



 と言う訳で、心をフラットにして、ボクの感じたままを表現したいと思います。

まず、クリーミーな香りが立ちます。
それが、飲む前からこの酒のボディの厚さを想像させます。

口に含むと、なめらかでしっとりとした甘さが口中に広がりますが、通常の生原酒に比べると、それは穏やかです。
このあたりは、流石の純米生酛の流れでしょうか。

 乱暴な例えかも知れませんが、いきつけの焼き鳥屋さんにあれば必ず注文する、凱陣の純米吟醸無濾過生原酒とよく似た味わいだと感じます。
正直なところ、ブラインドで出されたら、ボクには、どちらか区別がつかないように思います。

あれは焼き鳥とよくマッチするのです。


 ということは、これも食中酒としていけるのではないでしょうか。
早速試してみました。




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 豚バラ肉のしゃぶしゃぶ、おろし柚子ポン酢でいただきました。
白ネギの青いところのざく切りを豚肉とおろしポン酢でくるんで食べると美味いんです。
確かにネギは和製ハーブですね。

冷やしたままの大七純米生酛熟成生原酒をそいつと合わせてみました。
ハイ、間違いなく食中酒としてバッチグーです。
豚肉のこってり具合と大七の懐の深い味わいが見事にマリアージュします。



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 燗酒大好きオヤジでも、たまにはこうした取り合わせもアリなんだとしみじみ感じます。

論より証拠、一度飲んでみませんか!?


夏の間、低温貯蔵で熟成された生原酒!
大七 純米生酛熟成生原酒
1800ml(要冷蔵) 税別3200円 
720ml(要冷蔵) 税別1650円 


(以下は、お蔵元さんの釣書からの写しです)
生酛造りらしい複雑で奥行きのある旨み、しっかりと練り込まれた酸を感じながらも後味のキレがあり、原酒ながら喉ごしもスッキリ。
また、低温にてじっくりと熟成させることにより旨みが乗り、より芳醇で甘やかさが増してきました。
「純米生酛」にジューシー且つ、よりクリーミーさが加わった「熟成生原酒」を数量限定でどうぞ。

アルコール:17度   日本酒度:+4.5
酸度:2.1       アミノ酸度:1.5
原料米:五百万石等   精米歩合:69%(扁平精米)
使用酵母:協会7号   杜氏:佐藤孝信(南部)

遠方の方はトレジャーアイランド(酒の宝島ヤフーストア)で。
お近くの方は、送料の掛からないご来店でどうぞ。


posted by チュー at 12:51| 愛媛 ☀| Comment(0) | 日本酒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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26d940d2f88d400e8d1e66e46afd8ae7.jpg  
 現在、市中に出回っている日本酒の大半は、速醸酛です。
それに対して、山廃酛とは、山卸廃止酛の略語で、文字通り山卸を廃止した酛ということです。
山卸(やまおろし)とは、蒸した米、麹、水を混ぜ粥状になるまですりつぶす工程のことです。
そして、その山卸から丁寧に醸す、昔本来の造り方を生酛造りといいます。
 こうすることで、柔らかな酸と旨味が溶け合い、滋味深く、燗上がりのするお酒が出来上がります。
 「酒の宝島」は、こんないきさつから、生酛造り以外には手を出さないという大七さんの酒造りの姿勢に惚れて、特約店とさせていただいております。
純米生酛、からくち生酛、本醸造生酛を定番商品として常時販売しておりますので、お近くの方は送料の掛からない「ご来店」でお買い求めください!
地図(真ん中が当店です)

「地酒大show 2011」、何と三年連続・三冠独占!で【殿堂入り】
【大七酒造】純米生もと 1800ml